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2002年9月24日
不正コピー防止機能を備えた 高品質な映像コンテンツ配信システム 『VisualCast-CD』を発表
〜業界初、効率的なダウンロード配信により電子広告やeラーニングなど多彩なサービスを実現〜
沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび映像コンテンツをダウンロード配信して、電子広告やeラーニングなどのサービスを実現する新製品『VisualCast-CD(ビジュアルキャスト・シー・ディー;CDはContents Delivery)』を開発いたしました。ブロードバンドネットワークの利点を活かして、高品質な映像を一元管理し、回線状況に応じて計画的に配信する安全性の高いシステムを提供します。10月1日より幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2002」に出展します。
今回発表する『VisualCast-CD』では、商品の電子広告や企業内教育に使用する高品質な映像を、センタサーバから専用端末である「レジデンシャルビデオボックス(以下RVB)」にダウンロード配信します。映像コンテンツにはコピー防止などのセキュリティ対策がなされ、RVBへの配信や削除等をサーバが自動的に行うことで端末側の操作負担を大幅に低減し、安心して利用できるようになっています。また、リモコンで映像再生や停止等の操作が可能なため、ビデオ感覚で誰でも簡単に利用できます。さらに、RVBへのダウンロード型システムである『VisualCast-CD』は、帯域が保証されないインターネットでも安定して高品質な映像を提供できるため、リアルタイムに映像を流すストリーミング製品と比べて、低通信コストでシステムを運用できます。 ( RVBの外観 )
本システムでは、最新の映像符号化規格であるMPEG4※1による高品質映像圧縮方式を利用しています。コンテンツの配信はSSL※2方式を採用し、通信ネットワーク上での盗聴を防止します。ビデオ出力信号にはコピーガード機能が施され、コンテンツの生存期間をサーバから指定することでRVBに映像を残さないなど、不正コピー防止機能が充実しています。また、本システムは、双方向通信機能を備え、リモコンを使用してセンタサーバにデータ送信できます。教育ビデオ視聴後の理解度テストや、広告映像へのアンケート実施など、視聴者からの情報収集が可能です。さらに、RVBのアプリケーションソフト追加により、メール機能やブラウザ機能などの拡張も可能です。
ブロードバンドネットワークの拡大により、企業および家庭において映像情報を利用したサービスへの期待が高まっていますが、鮮明な動画をリアルタイムに配信するには、ネットワークの高帯域化によるコスト増や配信システムの高価格化等が、導入上の障壁となっています。
弊社は、映像コンテンツ配信やeラーニング市場の拡大が予想されるなか、ADSL等の低コストネットワーク上で、映像コンテンツを高品質に、高セキュリティに配信する『VisualCast-CD』を開発しました。本システムは、製品広告映像の各所への配信や、社員教育および受講者への映像教材の配信に最適で、今後、弊社では映像コンテンツ市場向けに積極的に販売していきます。
【販売計画】
標準価格:基本システム600万円(サーバ+RVB端末10台)
* システムの構成により異なります。
販売開始:2002年10月
販売目標:年間500システム以上
【システムの利用例】
- 通信回線が細い営業支店へも教育ビデオを夜間に自動配信することにより、ビデオダビングコストを削減し、既存ネットワーク上で効率的な社員向け遠隔ビデオ教育ができます。
受講履歴や理解度を一元管理できるため、各社員の理解度に応じた受講メニューの選定が可能となり、きめ細かい社内教育ができます。
- レストランやコンビニなどのレジにある液晶ディスプレイに、新製品広告やキャンペーン情報を配信して、お客様にアピールできます。
- ホテルの客室にあるTVモニタで、最新の地域観光情報や、好みのビデオを視聴できる付加サービスが提供できます。
【主な特徴】
- ダウンロード型映像配信により高品質映像を提供
高画質なMPEG4を利用し、高品質な映像データを安定してクライアントのRVBへ配信します。リアルタイムストリーミングのように、映像データの通信量ピーク値のネットワーク帯域を確保する必要がなく、手ごろな通信コストで運用できます。
- 双方向機能を利用した情報収集が可能
テレビで映像を視聴した後に、リモコンを使用してデータ送信できる双方向通信機能を持っています。教育ビデオ視聴後の理解度テストのフィードバックや、マーケティングツールとして広告映像へのアンケートを実施するなど、効果的に活用できます。
- 効率的なコンテンツ配信・管理を実現するサーバソフト「C-NetLiaison」を利用
コンテンツ配信・管理には「C-NetLiaison」を用い、ネットワーク帯域が十分確保できる時間帯等に、映像をRVBへダウンロードし、効率的なネットワーク利用を実現します。また、配信経路や日時指定などの計画配信機能や、オリジナルコンテンツ更新にあわせたRVBのコンテンツ自動更新機能など、優れた機能を提供します。
- 高いセキュリティを確保
ネットワーク上での盗聴を防止するため、コンテンツはSSL方式で暗号化して配信されます。また、ビデオ出力信号のコピーガード機能処理や、コンテンツの生存期間指定など、不正にコピーが行われないように様々な機能を備えています。
【C-NetLiaisonの概要】
「C-NetLiaison」は、広域ネットワーク上に分散したコンテンツを連携し、仮想的な一つの共有ファイルシステムとしてみせることで、可用性が高く効率的なコンテンツ管理システムを実現します。「C-NetLiaison」により、ネットワークがインテリジェントな共有ストレージとなり、コンテンツの提供者と利用者を密接にピア・ツー・ピアで結ぶことができるようになります。従来型のコンテンツ配信システムとは異なり、配信したコンテンツの更新・削除などの変更管理やアクセス権などの認証管理を、ネットワークを介して行うことができます。
【システム概要図】
用語解説:
- ※1:MPEG4
- MPEGとはリアルタイムで動画と音声の圧縮・伸長の機能を実現するための規格。MPEG4は、符号化の向上に加え、高画質ならびに低遅延を実現し、誤り耐性符号化などを大きな特徴としています。
- ※2:SSL
- インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコル。現在インターネットで広く使われているWWWやFTPなどのデータを暗号化し、プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信することができる。
- NetLiaisonは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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