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2002年9月2日
沖電気陸上競技部 川上優子選手の現役引退について
沖電気工業株式会社(東京都港区、社長:篠塚 勝正)の沖電気陸上競技部所属である川上優子選手は、このたび陸上競技部を退部、陸上競技の現役から引退することになりました。
川上優子選手は、1994年(平成6年)4月、宮崎沖電気株式会社へ入社以来、エースランナーとして活躍してまいりました。1996年アトランタ五輪女子1万メートル7位入賞、1998年バンコク・アジア大会女子1万メートル金メダル獲得、2000年7月女子1万メートル日本記録樹立、同年シドニー五輪では連続入賞は逃したものの日本人最高の10位に食い込むなど、活躍を続けてまいりました。更にこの間、全日本実業団女子駅伝全国制覇3回のエースランナーとして、チームに貢献してまいりました。また、シドニー五輪後も、体の疲れが十分取れていない状態ではありましたが、エースランナーとして各種大会に参加し、沖電気陸上競技部を支えてまいりました。
こうした活躍の一方、持病の坐骨神経痛が悪化するとともに、足の指、膝などに次々と故障が発生し、限界を超えるまで積み重なった疲労は2001年夏にはピークに達し、レースから遠ざかり治療を行いながら練習を行うという状況になっておりました。その後、体調は徐々にではあるものの回復し、2001年全日本実業団女子駅伝ではエース区間を走りました。また、2002年3月には全日本実業団ハーフマラソン(山口市で開催)で優勝し、復調したかに見えましたが、続く4月、熊本での中・長距離選抜陸上競技大会では、体調不良のため当日になり大会を欠場せざるを得ませんでした。その後の兵庫リレーカーニバル、日本選手権に出場致しましたが、故障は完治しておらず、体調不十分のため、本人も満足できる走りをすることが出来ませんでした。
このような故障と闘いながらの競技生活の中で、川上選手から「体力、気力の限界を感じている。これ以上頑張ることは難しい。中学、高校、実業団と走り続けてきたが、陸上競技生活にピリオドを打ちたい。」と現役引退の申し出がありました。弊社としては、まだまだ可能性を秘めた選手であると考え、治療に専念することも含めて留意いたしましたが、本人の意思・体調を考え「残念ではあるが、現役引退止む無し」との結論に至りました。
川上選手は、これまでの競技生活で学んだ教訓を生かしながら、大きく飛翔するものと思います。これまで応援していただいた皆様に感謝、お礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
【川上優子選手のプロフィール】
- 1975年8月1日(昭和50年)生まれ
- 身長:152cm、体重:40kg
- 熊本県下益城郡松橋町出身
- 私立熊本信愛女学院高等学校卒
- 1994年4月(平成6年)沖電気宮崎陸上部(現 沖電気陸上競技部)入部
- ベスト記録
| 5000m | 15分17秒34 | 国際グランプリ大阪大会 | 1997年6月10日 |
| 10000m | 31分09秒46 | ニューバランスメインディスタンスクラシック(米メーン州) | 2000年7月 1日 |
| ハーフマラソン | 1時間09分38秒 | 全日本実業団ハーフマラソン | 2002年3月10日 |
| マラソン | 2時間34分09秒 | 名古屋国際女子マラソン | 1999年3月14日 |
- 主な成績
| 1996年 8月 2日 | アトランタオリンピック | 10000m | 7位入賞 | 31分23秒23 |
| 1997年 8月 9日 | 世界陸上競技選手権(ギリシャ) | 5000m | 決勝進出 | 15分45秒48 |
| 1998年12月14日 | 第13回アジア競技大会(バンコク) | 10000m | 優勝 | 32分01秒25 |
| 1999年 8月26日 | 世界陸上競技大会(スペイン) | 10000m | 12位 | 32分19秒02 |
| 1999年10月27日 | 国民体育大会 | 5000m | 優勝 | 15分27秒66 |
| 2000年 4月23日 | 兵庫リレーカーニバル | 10000m | 優勝 | 31分43秒01 |
| 2000年 5月 3日 | 静岡国際陸上 | 5000m | 優勝 | 15分28秒79 |
| 2000年 5月13日 | 国際グランプリ | 5000m | 4位 | 15分23秒59 |
| 2000年 9月30日 | シドニーオリンピック | 10000m | 10位 | 31分27秒44 |
| 2002年 3月10日 | 全日本実業団ハーフマラソン | ハーフマラソン | 優勝 | 1時間09分38秒 |
| 2002年 4月28日 | 兵庫リレーカーニバル | 10000m | 5位 | 32分18秒36 |
| 2002年 6月 7日 | 日本陸上競技選手権 | 10000m | 19位 | 33分28秒40 |
- 主な表彰
1997年1月30日 第1回宮崎日日新聞スポーツ賞
1997年2月21日 第42回西日本スポーツ賞
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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