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2002年8月14日

半導体開発拠点の八王子地域でゼロエミッションを達成

〜国内全半導体関連拠点ゼロエミッション達成〜


沖電気工業株式会社(東京都港区、社長:篠塚 勝正)の半導体開発拠点である八王子地域(注1)は、2002年度第1四半期時点で廃棄物のゼロエミッション(注2)を達成いたしました。半導体製造拠点である宮崎沖電気株式会社(宮崎県宮崎郡清武町、社長:小澤 康明)、宮城沖電気株式会社(宮城県黒川郡大衡村、社長:北林 宥憲)に続き、八王子地域が達成したことにより、沖電気グループ全ての国内半導体関連拠点でゼロエミッションを達成いたしました。

弊社では、環境への取組みを企業経営の重要テーマと位置付け、1993年より環境保護活動計画を策定し環境保護活動を積極的に展開してまいりました。2001年度策定の「エコ・プラン21(2001年度版)」では、廃棄物削減に関し「グループ会社や開発拠点を含む主要事業所で2004年度までに廃棄物のゼロエミッションを達成する」と目標設定し、沖電気グループ全9拠点で推進してまいりました。このたび、沖電気グループ6拠点目となる八王子地域が達成いたしました。

八王子地域は、LSIや光・電子部品等の研究開発および試作・検査を主業務としております。一般の工場や事務所に比べ、エネルギー消費や廃棄物排出あるいは化学物質の消費が多いことから、環境負荷低減に早くから取組み、廃棄物削減については、発生抑制を行うと共に、発生した廃棄物については再資源化を推進するという方針で活動してまいりました。

特に、排水処理施設のメンテナンス時に発生する「洗浄廃液」は、異物を多く含み、脱水処理等を行うとフィルター詰まりや水素イオン濃度(pH)電極破壊を起すため、最後まで削減できず課題となっていました。このたび、洗浄廃液中の異物除去機能を排水処理施設へ追加することにより、「洗浄廃液」の脱水処理を可能とし、脱水後の汚泥をセメント原料化することにより、年間140トンの廃棄物削減に成功しゼロエミッションを達成しました。この他、廃ウエハーの太陽電池材料としての再利用推進などにより、2002年度は2001年度に比べ、廃棄物処理費用10%、約4百万円の削減が見込まれます。
また今後は、廃棄物の自社内再利用・自社内処理ならびにマテリアル・リサイクルを推進してまいります。

注1)沖電気八王子地区および多摩沖電気株式会社を合わせて「八王子地域」としています。
注2)ゼロエミッション;沖電気グループでは、一般廃棄物及び産業廃棄物の再資源化率が99%以上と定義しています。


(資料)

  1. 八王子地域における廃棄物発生抑制・再資源化のその他の主な取組み

    1. 八王子地域は、さまざまな物質や薬品を扱い、廃棄物が多種少量に渡るため、一般廃棄物・産業廃棄物を121種類に区別し分別の徹底を行っています。 特に当地域の特徴である化学物質廃液については、再資源化に必要な品質を確保するため、廃油系23種類、廃酸系23種類、廃アルカリ系9種類、 他2種類の計57種類に分別回収しています。

    2. 排水処理施設から発生する汚泥は、以下の施策により発生抑制しています。
      (1) 廃水処理方式の改善により排水処理に使用する還元剤の使用量を年間397トン削減し、その結果、汚泥の発生を40トン抑制しました。
      (2) 半導体試作ラインなどから排出される廃液は、濃度により5系統に分別収集しています。 これにより、再資源化および再利用化可能な廃液を効率よく回収するとともに、排水処理装置に流入する廃液を削減しています。

  2. 沖電気八王子地域概要

    1. 沖電気八王子地区
      所在地:東京都八王子市東浅川町550-1 及び -5
      設立:1961年
      従業員数:2056名
      事業内容:LSI製品、光・電子部品、プリンタ用部品の研究開発および試作
       
    2. 多摩沖電気(株)
      所在地:東京都八王子市中野上町4-8-3
      社長:高屋敷 哲也
      設立:1979年
      従業員数:195名
      事業内容:LSI製品の試験・検査

  3. 廃棄物再資源化実績

     97年度98年度99年度00年度01年度02年度第1四半期
    (4月〜6月)
    排出量(トン)1,2121,1871,1641,2031,054260
    中間処理減容量
    (トン)
    46957434336722839
    再資源化量(トン)697581795758816220
    埋立量(トン)46322678100.8
    再資源化率(%)93.894.896.890.798.899.64

  4. 再資源化内容例

    区分廃棄物名称再資源化用途
    汚泥脱水汚泥セメント原料
    廃酸硫酸過水廃液硫酸原料化、中和剤
    排水処理施設の洗浄廃液自社処理後セメント原料
    廃油レジスト廃液助燃材
    有機溶剤廃液助燃材、原料化
    廃プラスチック発泡スチロール溶融固化後発泡剤原料化
    廃プラスチック高炉還元剤、助燃剤
    金属屑ステンレス再原料化
    アルミニウム再原料化
    木屑木屑ウッドチップ化



本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

   広報部 電話:03-3580-8950

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