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2002年8月7日

英国ARM社と
SDカードホスト制御IPのライセンス契約を締結


沖電気工業株式会社(社長 篠塚勝正、以下沖電気)はこのほど英国ARM社とARM社のPrimeCell Peripheralの一つであるSD(Secure Digital)カードホスト制御IP(Intellectual Property)の使用権許諾に関する契約を締結いたしました。

デジタルスチルカメラの画像データや情報携帯端末のデータの格納などにはメモリカードが広く使われており、メモリカードの用途や市場は急速に拡大しております。SDカードはSDA(SD Card Association)(注1)において規格化されている小型カードで、Flashメモリを内蔵したカードがデジタルスチルカメラ等の画像データ格納用などを中心として数多く商品化されています。 

今回ライセンスされたPrimeCell SDカードホスト制御IPはVC(Virtual Component)であるハードウェア部とSDカードドライバのソフトウェア部で構成されており、SDカードのインタフェースを実現するための機能を提供します。沖電気では、今回ライセンス取得したSDカードホスト制御IP搭載のシステムLSIの出荷を2002年12月から開始します。

沖電気ではシステムLSIの開発効率を高める、システムLSI設計の統合化プラットフォーム、µPLATR注2)を構築しており、社内で既に開発されたIP(知的財産)や開発中のIP、ライセンス契約等による社外IPなどを組み合わせることにより、低電圧でアナログ・デジタル混在型のシステムLSIなどの開発を加速しています。今回ライセンス致しましたSDカードホスト制御IPを使うことにより、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカムコーダ等の各種デジタル機器にて要求される小型メモリカードインタフェース機能を搭載した高性能なシステムLSIを短期間で開発することが可能となります。

注1SDA(SD Card Association)
松下電器産業株式会社、SanDisk Corporation、株式会社東芝の3社が設立したSDカードの規格化・普及活動を行う団体です。

注2µPLAT
沖電気のシステムLSI開発プラットフォームで、「シリコンプラットフォーム」、「ソフトウエアプラットフォーム」、「サポートプラットフォーム」の3つの基本プラットフォームから構成されております。「シリコンプラットフォーム」は、ARMR CPU、外部メモリコントローラ、タイマ、割り込み制御など、リアルタイムOS(RTOS)が動作するための最小限機能と、拡張部としてハードIPを簡単につなげられるAMBAR AHB(注3)インタフェースを搭載しています。「ソフトウエアプラットフォーム」は、µITRONをはじめとしたRTOSと、標準インタフェースの上で簡単にご利用いただけるミドルウエアを用意しています。また「サポートプラットフォーム」は、ソフトウエア開発キット、LSI開発キット、プロトタイピングボードが用意されています。

注3AMBA AHB
英国ARM社が提唱しているシステムバスです。


  • ARMおよびAMBAはARM社のEUおよび米国における登録商標です。
  • µPLATは沖電気工業株式会社の日本、英国、ドイツおよびカナダにおける登録商標です。
  • 記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

   広報部 電話:03-3580-8950

各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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