OKIOpen up your dreams
Global Site お問い合わせ サイトマップ Japan
ホーム 商品・サービス 投資家の皆様へ OKIについて

バックナンバー > 本文

2002年8月7日

「CenterStageR」シリーズの新製品
「KT5000」を発売開始

〜IP網と回線交換網との接続を強化〜


CenterStage MediaGateway KT5000 沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)は、マルチメディア・コミュニケーションサーバ「CenterStageR」(センターステージ)シリーズの新たなラインアップとして、「CenterStage MediaGateway KT5000」(センターステージ・メディアゲートウェイ KT5000、以下 「KT5000」)を本日より販売いたします。
沖電気では、VoIP(注1)技術をベースとして多様なマルチメディアコミュニケーションサービスを提供可能とするサーバ製品「CenterStage」を昨年6月より販売し、通信事業者のIPネットワークによる音声・データ統合型ネットワークサービスの提供をサポートして参りました。
このたび、KT5000をラインアップに追加することにより、CenterStageによる既存回線交換網とIP網とのシームレスな接続を実現します。

KT5000は、良好な音声品質と、国内回線交換網との高い相互接続性を大きな特徴とするマルチメディア・コミュニケーションサーバです。
VoIPモジュールには音声品質について定評のあるAudioCodes(オーディオコーズ)社製品を採用し一般的な固定電話と遜色の無い良好な音声品質を実現しました。
また、沖電気は従来の回線交換網に大きな実績を持ち、その技術・ノウハウを駆使して相互接続に関する必要な機能、高い品質を実現しました。


【開発の背景】

VoIP技術の利用により、ISP(注2)のサービスの高付加価値化や、大規模キャリアによるIP電話網の構築が進んできました。このような中、IP電話を運用する事業者にとって、IP電話サービスを最大限に広げるには既存回線交換ネットワークとの相互接続が欠かせません。
これまで回線交換ネットワークとIPネットワークとを相互に接続し、メディア変換機能を実現するゲートウェイ装置は、既存回線交換網が提供する加入者線インタフェース(UNI)(注3)を介する製品が主流でした。 しかし、UNI経由のゲートウェイでは1つのシステムで接続できるチャネル数が少なく、大規模なVoIPネットワークを構築するにはコスト的に非効率でした。このため、接続できるチャネル数が格段に多い局間インタフェース(NNI)(注4)での接続を可能とするゲートウェイ装置の必要性が高まっていました。
KT5000は、NNI(具体的にはSTM-0、STM-1(注5)のネットワークインタフェース)をサポートし、また、固定電話並みの音声品質、キャリアクラスのスケーラビリティと高信頼性を維持しつつ、初期導入コストを最小限に抑える事を念頭に開発されました。

【KT5000の特徴】

  • 初期導入コストの低減が可能:24チャネルから最大2016チャネルまでをサポート。段階的に接続チャネル数を増やしていく事が可能であり、IP電話事業者にとって初期導入コストを抑える事が可能です。

  • 固定電話並みの音声品質:多彩な音声符号化・復号化機能(G.711、G.729 他)や音声制御機能(エコーキャンセラ機能、無音圧縮機能、等)、またFAX信号、PB信号(DTMF信号)(注6)のIP変換機能を有し、従来の固定電話と変わらない音声品質を実現しています。

  • キャリアクラスの高信頼性:伝送路部分の二重化構成、VoIP部分の負荷分散構成を採用し、キャリアクラスの高信頼性を実現しています。

  • 回線交換ネットワークとの優れた相互接続性:伝送装置/局用交換装置開発で培った経験、技術を駆使して、標準で規定されるSTMインタフェースはもとより伝送路警報転送機能、試験機能などを初めとする既存交換機との細部に渡る相互接続性を実現しています。

  • 各種VoIP製品との優れた相互接続性:呼制御プロトコルとしてIETF(注7)で規定されるRFC2705(MGCP)(注8)、ITU-T H.248(Megaco)(注9)をサポートしており、CenterStageシリーズラインアップの他に、VoIPの分散アーキテクチャに対応した各種MGC(注10)との相互接続性に優れています。

  • 運用管理システムとの統合性:KT5000を運用管理するためにはCenterStageOpSを使用しますが、既存の運用管理システムとの接続を希望されるお客様に対しても、各種運用管理情報のMIB(注11)を提供しますので標準的な管理プロトコルであるSNMP(注12)により、容易に接続する事が可能です。

【販売計画】

  • 価格:案件対応で御相談させていただきます。
  • 販売目標:2002年度 100台


【参考図:KT5000の位置付け】

KT5000の位置付け


【ご参考】

注1VoIP(Voice Over IP):IP(Internet Protocol)上で音声をデータ化して伝送する技術。
注2ISP(Internet Service Provider):インターネットアクセスサービスを提供する事業者。
注3UNI(User Network Interface):アナログ電話、ISDN基本レートなどの加入者線インタフェース。
注4NNI(Network - Network Interface):回線交換網を構成する交換機間のインタフェース。
注5STM(Synchronous Transfer Mode):SDH(Synchronous Digital Hierarchy)をベースに国内で規定される伝送路インタフェース。STM-0は52Mbps、STM-1は156Mbps。
注6DTMF(Dual Tone Multi-Frequency):二つの周波数を組み合わせて一つのダイヤル数字を表現するシグナリング方式。いわゆるPB(プッシュボタン)音。
注7IETF(Internet Engineering Task Force):インターネットの標準化組織。
注8MGCP(Media Gateway Control Protocol):IETFのRFC2705にて定められているメディアゲートウェイ制御のためのプロトコル。
注9Megaco(MEdia GAteway COntrol protocol):ITU-T H.248にて定められているメディアゲートウェイ制御のためのプロトコル。
注10MGC(Media Gateway Controller):"ソフトスイッチ"として知られるVoIP分散アーキテクチャ上で呼制御を行うコンポーネント。
注11MIB(Management Information Base):SNMPで使用されるネットワーク管理のためのデータベース
注12SNMP(Simple Network Management Protocol):ネットワーク管理の標準プロトコル。ネットワークの構成やネットワーク機器に関する管理情報のやり取りに使用される。


  • CenterStageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

   広報部 電話:03-3580-8950

各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ページの先頭へ
All rights reserved, Copyright(C) 2002 Oki Electric Industry Co., Ltd.