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2002年4月9日

高機能VODサーバ OKI MediaServer V5を発売

ブロードバンド向け高画質MPEG-4 ASPを実装


沖電気工業株式会社(社長 篠塚 勝正、以下 沖電気)は、ブロードバンドでの映像配信・コミュニケーションに最適な映像圧縮技術である、MPEG-4アドバンストシンプルプロファイル(Advanced simple profile, 以下ASP)を開発し、各種オープンスタンダードに対応した高機能マルチメディアサーバOKI MediaServer V5の販売を開始します。(6月より出荷を開始します。)本製品は、4月8日から米国ラスベガスで開催中のNAB2002(National Associations of Broadcasters主催)で展示しております(注1)。

ADSL、ケーブルインターネット、FTTHといったブロードバンドネットワークの普及に伴い映像を使った有償サービスが始まりつつあります。そのために必要となる映像圧縮技術としては、デジタル放送、DVDで使用されているMPEG-2が有名ですが、有償サービスには4Mbps〜6Mbpsの帯域を必要とします。しかしながら、現状のブロードバンドネットワークでは、家庭などネットワークの末端までの間で必ずしもこの速度を達成できないため、広範囲の実用的なサービスは難しいといえます。
MPEG-4 ASPは、国際標準機関であるISO/IEC/JTC1/SC29/WG11が2001年に、MPEG-4のAmendment 4として策定した、ブロードバンドネットワークでのコンテンツ配信を目的とする規格です。
MPEG-4には複数の規格(プロファイル)があり、従来はワイアレスネットワークなどを対象とした シンプルプロファイル(Simple Profile、以下SP)が最も一般的でしたが、SPでは、ブロードバンド化されたネットワーク(1Mbps以上)においても、方式上、実現できる画質に大きな制約がありました。ASPでは、ネットワークのブロードバンド化に対応するため、より広帯域、より高品質の技術を採用しました(注2)。これにより、1Mbps以上の帯域を十分に利用し、高画質の映像を通信できるようになりました。ASPではMPEG-2で採用されていなかった新たな技術(注3)を採用しているため、同一のビットレートでは、MPEG-2よりも高画質の映像通信が可能となります。
インターネット上でのストリーミングサービスに関する標準化団体であるISMA(Internet Streaming Media Alliance)(注4)は映像圧縮フォーマットとしてASPの採用を決定しました。

沖電気は、従来から開発してきたMPEG-4 SPに加え、独自高速化技術を採用したASPの符号化・復号化ソフトウェアを開発し、リアルタイムの画像伝送を実現致しました。

OKI MediaServer V5は、ASPによる高画質映像配信と共に、分散VOD機能の強化、コンテンツの著作権保護、ライセンス管理機能、課金システムインタフェース等の商用サービスに必要となる機能を大幅に強化しています。また、ISMA、3GPP(注5)等の国際標準、業界標準に準拠しています。さらに、HP-UX、Solaris、Linux、Windows NT、Windows 2000等の代表的なOSをサポートしています。

(注1)NAB 2002のSigma Designs社のブース(#S6958)内で展示します。
(注2)MPEG Quantization、Quarter-pixel prediction、B-VOP、Interlace Tools(Frame/Field Prediction、Frame/Filed DCT)など
(注3)AC Prediction、3D VLC、4MV、Unrestricted MV、Quarter-pixel prediction、B-VOP Direct Prediction Mode、Error Resilience Tools(Video Packet、Data partitioning、RVLC)など
(注4)http://www.isma.tv/
(注5)3GPPは第3世代モバイルシステムの標準化団体。http://www.3gpp.org/


【製品構成】

基本製品
  • 「OKI MediaServerバージョン5」ソフトウェア
    • サーバソフトウェア(クライアントソフトライセンス含む)
    • クライアントソフトウェア
オプション製品
  • 分散配信サーバ
  • データベースシステム
  • VOD用MPEG4エンコーダシステム
  • リアルタイムMPEG4エンコーダシステム
  • マルチキャストシステム
  • IPv6システム
  • 大容量階層型ストレージシステム(DVDオートチェンジャ)
  • 多地点間PC会議システム
  • ライセンス管理システム
  • 著作権管理システム


【主な特徴】

MPEG4 ASP CODEC
国際標準機関であるISO/IEC/JTC1/SC29/WG11が2001年に、MPEG-4のAmendment 4として策定した、ブロードバンドネットワークでのコンテンツ配信を目的とする規格。沖電気は独自のPre-filtering方式、高速・高品質動き探索方式、モード判定方式により高速化をはかっています。

並列VOD構成
段階的な拡張および可用性の向上、コストの低減を可能にする並列サーバ構成を実現する機能をサポートし、動画配信サーバ構築に要求されるシステムのスケーラビリティを確保できます。

分散VOD構成
ネットワーク上に配置された複数のVODサーバを連動させ、全体で一つのVODシステムを構成する分散サーバ機能を備えているため、ネットワークコストを抑えた大規模かつ広域VODシステムの構築が可能になります。


【OKI MediaServerシステムの主な仕様】*

ServerOSHP-UX11、Solaris 8(Sparc)、Linux(Intel)Windows NT Server、Windows 2000 Server
RAIDRAID0、RAID3、RAID5
IPIPv4:Unicast、Multicast
IPv6:Unicast、Multicast
StreamVIDEO:MPEG1、MPEG2、MPEG4-SP、MPEG4-ASP、H.263
AUDIO:MPEG1 Audio Layer2、MPEG Audio Layer3(MP3)、G723.1、AAC、AMR
VIDEO転送プロトコルVIDEO転送プロトコル:RTP/RTCP/HTTP
ストリーム制御/セッション制御:RTSP (ISMA、3GPP準拠)
DRM**ライセンス発行/視聴制限:回数、期間、契約自動更新
暗号化通信:セッション、ストリーム
認証I/F:ローカル、RADIUS、LDAP
著作権保護:電子透かし埋め込み(cIDf仕様のID番号)
コンテンツ検索MetadataテキストDB、全文検索、ディレクトリブラウジング
Network10/100/1000Base Ethernet、FDDI、ATM、xDSL、CATV/HFC、WLL、FTTH
PlayerCPU/OSPentium III相当以上
WindowsMe/Windows2000/WindowsXP
VIDEO DecoderMPEG1:RealMagic NetStream2000、Soft Decoder
MPEG2:RealMagic NetStream2000、Soft Decoder
MPEG4:OKI MPEG4 CODEC
H.263:OKI H.263 CODEC
ローカル再生MP4
開発環境HTML+JavaScript、VB、VC++他

* 各機能の詳細な出荷時期につきましては別途お問い合わせ願います。
** DRM:Digital Rights Management


【販売計画】

出荷時期:2002年6月
販売目標:販売開始後 3年間で100億円
     (ソフトウェア、ハードウェア、サポートサービスを含む)



  • Pentiumは米国Intel社の登録商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他における登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

     広報部 電話:03-3580-8950

各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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