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2002年4月10日
沖電気工業株式会社 アジレント・テクノロジー株式会社
沖電気とアジレント、IP電話の普及推進で提携
沖電気工業株式会社(東京都港区、社長:篠塚 勝正、以下 沖電気)とアジレント・テクノロジー株式会社(東京都八王子市、社長:成松 洋、以下 アジレント)は、急速に普及しつつあるIP電話サービス事業分野において、IP電話の更なる普及を推進するために両社の技術とソリューション業務で提携することに同意いたしました。
VoIP(*1)のリーディングカンパニーである沖電気と、VoIP測定機器分野において高い技術力と豊富な実績を持つアジレントは、両社の技術とソリューションを連携し互いに協調し合うことで、IP電話の更なる普及に貢献してまいります。
沖電気がIP電話の普及推進を目的とした「IP電話普及推進センタ」(略称 IPTPC:IP Telephony Promotion Center)を設立し、アジレントはアライアンスパートナとして沖電気に協賛するというフォーメーションをとり、両社は連携してIP電話サービス事業者とその顧客である企業ユーザにサービスを提供してまいります。
今まで両社は各々、VoIP分野のソリューションを提供して市場のニーズに応えてまいりました。今回の提携により、アジレントのVoIP測定機器分野でのノウハウと沖電気のVoIPシステム構築ノウハウを連携することにより、VoIP測定ソリューションが提供可能となります。また、両社のノウハウと技術教育メニューを融合し、VoIPネットワーク技術者育成のための教育を行なって、IP電話の更なる普及を推進致します。
【提携内容】
- IP電話普及推進センタが提供するサービスを共同開発し、提案・販売
- ネットワークパフォーマンス調査・予測・コンサル
- 運用時の障害監視・コンサル
- 運用時のパフォーマンス監視・コンサル
アジレントのVoIP関連測定機器および測定機器関連SE能力と、沖電気が長年培ってきたVoIPの豊富なノウハウをベースとしたIP電話システム構築能力を連携させることにより、お客様が安心してIP電話サービスをご利用いただけるシステム環境が提供可能となります。そしてIP電話サービス事業運営の効率化を図れます。
運用時のパフォーマンス監視では、伝送品質評価基準である総合音声伝送品質率「R値」(*2)の測定が可能になります。
- IP電話普及推進センタの技術教育メニューに、アジレントのコンテンツと講師を採用
- 教育メニューは米国で豊富な実績のあるTRA社(*3)のコンテンツを使用
- アジレントの日本向け教育コンテンツの開発に 沖電気のノウハウを融合
IP電話が普及するためには、VoIPネットワークに関連する技術を持った人材の育成・確保が欠かせません。そのため両社のノウハウを融合した技術教育メニューを用意し、技術者教育にも注力致します。
沖電気は、長年培った情報・通信技術でネットワーク社会に貢献するために「ネットワークソリューションの沖電気」を企業ビジョンとし、ネットワークインフラやVoIPシステム、CTI(*4)システムなどを提供しています。1996年12月に最初のVoIPゲートウェイを発表以来、高音質を実現した幅広いVoIP製品ラインナップを提供し、VoIP分野において国内トップの導入実績を有しています。また、1999年10月からは、国内トップの導入実績を誇るコンピュータ・テレフォニー統合システムであるCTstageRにVoIP技術を搭載したCTstage Version3.0を提供し、CTI分野でVoIP技術を活用可能としました。 更に、2001年12月より他社製VoIP製品との相互接続性を検証する相互接続検証サービスと、VoIPネットワークおよび機器の音声品質を評価する音声品質評価サービスの提供を柱とする「VoIP検証センタ」を運営しております。なお、「VoIP検証センタ」は、「IP電話普及推進センタ」の検証サービスとして継続運用してまいります。
アジレント・テクノロジー株式会社は、米アジレント・テクノロジーズ・インクの日本法人です。アジレント・テクノロジーズ・インクは、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス市場におけるグローバル・テクノロジー・リーダーです。39000名の従業員を擁し、120カ国以上でビジネスを展開しているアジレントは、2001年度、84億ドルの売上高を達成しました。
アジレントは、次世代IPネットワーク・サービス、OSS(オペレーティングサポートシステム)、および光ネットワーキングの分野にフォーカスし、ソリューションを提供しています。IP電話市場においては、その普及・拡大をいち早く予見し、1998年11月からVoIP普及の課題である接続性と音声品質・QoS(*5)に対応したテストソリューション、Agilentアドバイザ(*6)とAgilent VQT(*7)(Voice Quality Tester)を積極的に展開してきました。また今後は、本格的な商用サービスの開始と普及を見越し、従来の計測ソリューションに加え、OSSやネットワークおよび音声品質の遠隔監視にも本格参入していきます。
URL:http://www.agilent.co.jp/
【アジレントVoIP関連ソリューション】
- Agilent VQT
- Agilent ネットワーク・アナライザ(*8)・ファミリー
- Agilent アドバイザ
- Agilent NgNアナリシスシステム(*9)
【ご参考】
- (1)VoIP (Voice over Internet Protocol)
- IPネットワーク上において、IPパケットで音声データを送受信する技術。
- (2)R値
- エンド・エンドにおけるIP電話の品質を具体的に評価するものの一つで、ITU-T G.107で定義されている総合伝送品質のこと。
- (3)TRA社
- Telecommunications Research Associates。米国の、コミュニケーション専門の独立系トレーニングカンパニー。充実したカリキュラムを15年に渡り提供し、米国内で昨年は延べ43,000人が受講。米国では大手装置機器ベンダーへの認定トレーニングを開発している。
- (4)CTI(Computer Telephony Integration)
- コンピュータと電話・FAXなどの電話システムを統合して、よりよいサービスを提供すること。例えば、コールセンタ等では発信者の電話番号を使って顧客データベースを自動検索し、パソコン画面に表示させて顧客窓口対応等に広く利用されている。
- (5)QoS(Quality of Service)
- ネットワークのサービス品質のこと。リアルタイム性が要求される通信に、優先的に帯域を割り当てるなどの品質制御技術を指す。
- (6)Agilentアドバイザ
- LAN/WAN/ATMに対応したWindowsベースのポータブル・アナライザ。300にも及ぶプロトコルに加え、H.323V3、SIP、MGCP、MEGACO/H.248、T.38などの最新VoIPプロトコルをサポート。
- (7)Agilent VQT
- VoIPなどの音声通信におけるエンド・ツー・エンドでの音声の明瞭度、遅延、エコー、VAD(FEC、HOT)、DTMFトーン劣化などを客観的に測定するテスタ。
分散環境での遠隔地測定にも対応。
- (8)Agilentネットワーク・アナライザ
- LAN/WAN/ATMの各ネットワーク環境でリアルタイムな測定を可能にする高性能ポータブル・プロトコルアナライザ。
複数の遠隔ネットワークの解析も時刻同期を取った上で行うことが可能。 VoIP、3Gにも対応。
- (9)Agilent NgNアナリシスシステム
- 業界初のVoIPサービスの接続品質のリアルタイム監視システム。
H.323、SIP、MGCPなどのコールトレースをコール毎に自動生成することが出来、接続品質に関する情報を継続的に収集しサービスの長期的な傾向を容易につかむことが可能。
関連リリース:「IP電話普及推進センタ」を設立(4月10日)
- CTstageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
- 記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
沖電気工業株式会社 広報部 電話:03-3580-8950
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