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2001年9月10日

国産製品初、沖電気のオープンCTI製品
「CTstageR3.0」がVoiceXMLに対応


沖電気工業株式会社(社長 篠塚勝正、以下 沖電気)は、国産製品としては初めて、音声対話型Webアプリケーションを開発するための標準言語仕様VoiceXML 1.0(*1)に対応した「CTstageR Version3.0(*2)」(以下 CTstage)の新製品「CTstage VoiceXMLパッケージ」(以下 CTstage VXML)を開発いたしました。VoiceXMLへの対応により、開発者はCTstageを利用し、携帯電話などからWebへのアクセスを実現するボイスポータル(*3)や音声応答 (以下 IVR:Interactive Voice Response)システムなどの音声アプリケーションをWebコンテンツと同様に開発することができるようになり、生産性の飛躍的向上と開発コストの低減を実現できます。CTstage VXMLの価格は40万円、CTstageのオプションソフトウェアとして2001年10月中旬より出荷を開始する予定です。

CTstageは、99年10月に発表したVersion3.0より音声認識機能を搭載、2001年2月にはさらなる品揃えと機能強化のため米国Nuance Communications Inc.の音声認識エンジン(開発協力 オムロン株式会社)及び、株式会社KDDI研究所の「SpeechSeeker」(開発協力/販売元 株式会社オーエスアイ・プラス)をサポートするなど、エンタープライズ市場に加えキャリア/ISP(Internet Service Provider)市場向けボイスポータルシステムも積極的に展開してまいりました。

VoiceXMLはWebアプリケーション開発の標準言語であるXMLに音声機能(音声認識、音声合成)を拡張した言語仕様で、インターネットへのアクセスを音声対話によって実現するためのキーテクノロジーとして注目を集めています。CTstageは今回新たにVoiceXMLに対応することにより、インターネットと音声ユーザインタフェースを統合し、特にWeb開発者が電話系システムを構築するための環境を提供します。

  • インターネット連携による生産性の向上

    従来、音声認識や音声合成などを用いたシステムの開発には、音声の専門的な知識や複雑なプログラミングが必要でした。しかしCTstage VXMLを利用することにより、音声技術の専門家でなくてもWebコンテンツ的に音声アプリケーションを開発することができるようになります。開発者はプログラミングの技術的問題から開放され、サービスの内容や使いやすさに集中してシステムを開発することができるようになり、生産性の飛躍的向上と開発コストの低減が実現できます。

  • CTstage既存サービスとの連携

    VoiceXMLの「Object タグ(*4)」を利用することで、CTstageの既存サービスをVoiceXMLのプログラムから実行することができます。これにより、ボイスポータルやIVRシステムとCTstageの既存サービスであるユニファイド・メッセージやコールセンタ機能を連携したシステムを容易に構築できるようになります。

  • オープン性の強化

    CTstageは、オープンCTI製品として自身のAPI(CT-API)を公開し、開発環境として「CTstageソフトウェア開発キット」を提供してまいりました。今回VoiceXMLに対応することで、そのオープン性をさらに強化し、他ベンダ製のVoiceXML作成ツールからもCTstageを利用したアプリケーションを開発することができるようになります。
沖電気はXMLコンソーシアム(http://www.xmlconsortium.org/)内の組織で、VoiceXMLを日本語で利用するための標準化を推進する「VoiceXML部会」に参加し、普及活動にも積極的に努めております。CTstageでは今後も市場の動向やシステムニーズを反映し、製品の品揃えを強化していく予定です。


【販売計画】

標準価格:CTstage VoiceXMLパッケージ 400,000円
出荷時期:2001年10月中旬


【システム構成図】

利用者、コンテンツ管理者、センタがインターネットと電話網で接続される

システム構成図


*1:VoiceXML(Voice Extensible Markup Language)
XMLは、ホームページの記述言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)の後継言語で、ユーザが独自のタグを使ってデータの属性情報や論理構造を定義できるところが特徴です。VoiceXMLは、このXMLをベースに音声機能(音声認識、音声合成)を拡張した言語仕様で、携帯電話からWebへのアクセスを実現するボイスポータルシステムをはじめ、車載システム(カーナビゲーション)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルコンピュータなど、多くの場面への応用が期待されています。

*2:CTstage(シーティーステージ)
CTstageは、Windowsサーバに外線、内線のテレフォニーボードを実装したオープンCTIシステムです。ACD(Automatic Call Distributor)、IVR、インテリジェント・ルーティングなど、これまでは外付けのハードウェアやPBXが必要であった各種機能を1台のWindowsサーバ上で実現する「UnPBXコールセンタ機能」、電子メール、 ボイスメール、ファックスメール等、あらゆるメディアをシームレスに統合する「ユニファイド・メッセージ機能」、インターネットと連携する「マルチチャネル・コンタクトセンタ」機能、音声認識技術を利用した「ボイスポータル機能」など、通信、コンピュータ、インターネットを統合したさまざまなコミュニケーション・システムを実現します。

*3:ボイスポータル(Voice Portal)
携帯電話からインターネット上の情報を取り出すための玄関口となるサイト、つまり音声認識技術を利用したインターネット検索サービスです。携帯電話から最寄りのサイトに電話をかけ音声で命令するだけで、株価やニュース、天気予報、スポーツなどの情報を音声で確認することができます。携帯電話から出先でもすぐにアク セスができる、キーボードや携帯電話のボタン類の操作から開放される、パソコンを持たない人もインターネットが手軽に利用できるといった便利さが受け、今後の発展が期待されているサービスです。

*4:Objectタグ
タグは、HTMLやXML等のプログラムテキスト中に埋め込んで制御情報を表す文字あるいは記号を指します。Objectタグは、VoiceXMLのタグのひとつで、VoiceXMLのプログラムからプラットフォーム指定機能を呼び出すための機能です。

 

  • CTstageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他の製品名および会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。


    本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

      広報部 電話:03-3580-8950

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