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2001年6月29日

動画像による「人物行動認識技術」を開発

〜高速・高品質な動画伝送が可能なMPEG-4と組み合わせた
効率的な遠隔監視を実現〜


人物行動認識技術 沖電気工業株式会社(社長:篠塚勝正)は、このたび動画像に撮影されている人物を検知し、その行動を認識する「人物行動認識技術」を開発しました。高速・高品質な動画伝送が可能な最新の画像圧縮技術MPEG-4と組み合わせて、認識結果に応じて柔軟に伝送条件を変えることでネットワークの負荷を軽減し、効率的に認識画像を遠隔地へ送信することができます。なお、本技術の商品化は本年12月を予定しており、7月3日と4日に東京国際フォーラムにて開催する「OKIネットワークソリューションフェア2001」に参考出品します。



今回開発した画像による「人物行動認識技術」は、ビデオカメラで撮影した画像のなかから人物を見つけ、シルエット(人物と背景部分との明るさの違い)を瞬時に解析することで、人物の行動を追尾します。ITS(高度道路交通システム)ソリューションの一つとして、弊社が提供している安全走行支援システム(見通し支援システム)の停止車/低速車両検知技術を、行動の予測が難しい人物向けに応用し、より汎用的に利用できる行動認識技術として開発しました。

認識した画像については、高速・高品質な動画伝送が可能な画像圧縮技術であるMPEG-4を利用して遠隔地へ送ることができます。弊社が開発したMPEG-4映像配信ソフトは、行動認識結果の事象をもとに画像転送速度等の制御が可能なため、普段は粗い画面を送信することでネットワーク帯域を節約し、注目すべき事象が発生した際には高品質な画像を自動的に伝送して、注目領域をきめ細かく見ることができます。

本技術を利用することにより、予め侵入領域や滞留時間など不審な行動を発見する条件を設定するだけで、不審者を検知すると自動的に警告を発して遠隔地に画像を伝送できます。そのため、それぞれの拠点で監視員が常に監視を行う必要がなくなり、監視拠点の集中化や省力化を図ることが可能になります。また、本技術を用いることで人物の行動認識ができるため、所定領域の入退場者数を計測することもできます。これにより、従来は赤外線などで計測していた入退場者数を、画像情報を用いて、任意の範囲でより正確に測定できます。

今後、弊社は容易に注目領域や条件等の設定可能なユーティリティなどの開発を進め、2001年12月にコンポーネントとして商品化を行う予定です。



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