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2001年6月19日
企業構内の電話線を利用し情報と通信の コンバージェンス(融合)を実現する 構内ADSLソリューションを発表
〜CTI&VoIPに加え、 情報と通信のコンバージェンスソリューションを拡充〜
沖電気工業株式会社(社長 篠塚勝正、以下沖電気)は、ADSL*1(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)技術を活用し、データ/音声統合ネットワーク構築を可能とする構内ADSLソリューションを開発いたしました。環境条件や費用の制約によりコンピュータネットワークの構築が困難であった場合においても、構内ADSLソリューションにより、既設電話配線を活用して安価に構内システムの構築が可能となります。ADSLソリューションは、ADSLモデム、スプリッタ*2、DSLAM*3の機器にてシステム構築が可能で、本日より販売を開始します。
インターネットの普及が進み、一般家庭からインターネットへのアクセスも急速に拡大しています。インターネットで配信されるコンテンツ容量の増大やマルチメディア化の進展に対応し、ISDNの64Kbpsをはるかに上回るインターネットへの高速アクセスを実現する手段としてADSL技術が注目を集めています。一般家庭からの高速インターネットアクセスの手段として採用が始まったADSLサービスは、費用対効果の観点から専用線の代替えとして企業ユーザへの導入が拡大しつつあります。一方、企業構内のコンピュータネットワークとしてLANが一般的になっておりますが、環境や費用の制約から新規LANの構築が困難であり、コンピュータがネットワークに接続されず単独で設置されている場合があります。たとえば新規にLANを敷設したいが、建物が古いあるいは仮設であるため配管工事ができない場合や、接続する建物が物理的に離れているために10Base-Tケーブルではなく光ファイバケーブルの配線が必要となり、敷設費用が高価となる場合が該当します。
沖電気は、「ネットワークソリューションの沖電気」の企業ビジョンのもと、情報と通信がコンバージェンス(融合)する市場に対して積極的な事業展開を図っています。オープンCTI*4のトップブランドCTstageRをはじめ、データ/音声/画像をIP上に統合するIP-PBX製品IPstageRファミリ等の商品を展開し、業界と市場をリードしてまいりました。今回販売する構内ADSLソリューションは、CTI技術、VoIP*5技術に加え、ADSL技術を活用してデータ/音声を統合するコンピュータネットワークの構築を可能とする製品です。
ADSLソリューションは、構内のコンピュータネットワーク構築が困難な環境に対し、ネットワークシステム構築を実現するソリューションです。ネットワークを構成するADSL機器群に加え、システム構築/ネットワーク設計のコンサルティングから、システムの導入、保守・運用までトータルにサポートするサービスウェアを合わせて提供いたします。
本製品は7月3日〜4日まで東京国際フォーラムにて開催する「OKIネットワークソリューションフェア2001」に出展します。詳細は弊社ホームページをご参照ください。
【販売目標】3年間で30,000セット
【構内ADSL商品標準価格】
| 名称 | 機能概要 | 標準価格 |
| DL10MA-ATU-R | デ−タ端末を構内ADSLネットワークに接続するADSLモデム | 68,000円 |
| DL10SA-SPLITTER | ADSL信号と電話信号を分離する装置(スプリッタ) | 1,500円 |
| DL80DA-IDSLAM | 複数のADSL回線を収容するセンタ装置(DSLAM) | 560,000円 |
【構内ADSLソリューションの主な特長】
- ケーブル配線工事費用の削減
既設電話配線を使用し、構内ADSLによるコンピュータネットワークの構築が可能ですので、配管工事等の新たなケーブル施設費用を大幅に軽減できます。
- 最大5kmの接続をサポート
DSLAMからADSLモデム間の距離は最大で5kmまで延長可能です。同一敷地内の異なるビル間のネットワークや大規模な建物をつないだ広範囲なネットワークの構築が可能です。
- ADSL技術とCTI/VoIP技術との連携
沖電気の提供するCTI/VoIPソリューションとの連携により、ADSL技術で構築したコンピュータネットワークを様々なアプリケーションで活用頂けます。
- 豊富なサービスウェアでのサポートメニュー
充実したサービスウェアメニューにより導入時のネットワーク設計のコンサルテーションから導入後の保守までを強力にサポート。ご安心してご採用頂けます。
【語句の説明】
- *1:ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)
- 既設の電話線を使う高速デジタル伝送方式xDSLの中で、最も代表的な伝送技術。センタから端末方向(下り)と、端末からセンタ方向(上り)の速度が非対称なのが特徴。下りは最大で8Mビット/秒、上りは最大640kビット/秒程度である。
- *2:スプリッタ
- xDSLによる加入者線データ伝送で、電話信号とxDSL信号とを分離するために使う周波数フィルタ機能を持つ。xDSLのデータ信号が電話機や電話交換機に流れ込んだり、電話の音声信号がxDSLモデムに流れ込むことで発生する通信障害を防ぐ。
- *3:DSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)
- 複数台のxDSLモデムを収容し、データをルーターなどへ多重して出力する機能を持つ。ボックス型モデムを複数台設置するよりも、収容スペースを取らない点や、コストを安くできる点がメリット。
- *4:CTI(Computer Telephony Integration)
- コンピュータと電話を連携させること。例えば顧客から電話を受けるコールセンターのシステムがあり、かかってきた電話番号を元に顧客データベースを検索し、顧客のデータを見ながら応対できる。また、電子メールと音声やFAXを統合するユニファイド・メッセージもCTIの活用例の一つである。
- *5:VoIP(Voice over Internet Protocol)
- IPネットワーク上において、IPパケットで音声データを送受信する技術。
- CTstage/IPstageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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