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2001年6月5日
キャリア・マルチメディア・コミュニケーションサーバ「CenterStageTM」を発売
〜マルチメディア・コミュニケーション・ソリューションを強化〜
沖電気工業株式会社(社長 篠塚勝正)は、次世代キャリアネットワークにおいて高度なマルチメディア・コミュニケーションサービスを提供する、「CenterStageTM」を本日より販売いたします。
企業ネットワークにおいては、通信費用削減の目的でVoIPが急速に浸透してきております。また、企業の顧客窓口業務においては、CS(顧客満足度)向上のために、固定電話、携帯端末、FAX、Web、Emailといった多様化するコンタクトチャネルを業務プロセスへ連携させて、社内業務のスピードアップを図る必要性がでてきております。しかし、これらを実現するための設備投資は企業にとって大きな負担であり、ネットワークの構築・運用コスト削減の目的から、企業ネットワークのアウトソーシング需要が増加しています。
通信事業者はこのニーズを反映し、さらに、通信コスト競争に打ち勝つために、従来の交換機よりも低価格なルータによるVoIPシステムで設備投資低減を図り、VoIPネットワークによる音声・データ統合型ネットワークサービスの提供を推進しております。さらに、インフラ設備投資型事業から高付加価値事業への転換を目的に、キャリアネットワーク上での高機能サービス(ASP:Application Service Provider)展開を推進しております。
沖電気は、キャリアクラスのスケーラビリティと信頼性で、通信事業者による企業コミュニケーションのアウトソーシングを実現し、様々なマルチメディア・コミュニケーション・ソリューションを提供可能なマルチメディア・コミュニケーションサーバ「CenterStage」で上記ニーズに応えます。
沖電気ではVoIP技術をベースとした製品開発に早くから取り組んでおり、IPstageRファミリ(IP-PBX、VoIP-GW、VoIP-TA)、CTstageR(CTI)等を世の中にいち早く提供して参りました。
これら先駆的なVoIP技術と永年に渡るキャリア機器開発製造で培った技術を融合させ、2000年11月にキャリア向けVoIPサービスを提供するコールサーバ「TOCTISR」を発表いたしました。
今般、「TOCTIS」のマルチメディア・コミュニケーション機能を強化し、コミュニケーション・サービスアプリケーションを提供するサービスエージェント、メディアの蓄積・合成・変換サービスを行うメッセージングサーバ、音声とVoIP間のメディア変換機能を提供するメディアゲートウェイをラインアップに加え、トータルなキャリア向けマルチメディア・コミュニケーション・ソリューション提供力強化を図り、「CenterStage」として発売いたします。
「CenterStage」で構築したネットワークは、既存電話網とIP網をシームレスに連携させ、データ・音声統合サービスの提供が可能となり、従来の電話サービスと変わらないサービス品質の音声サービスをより低価格でエンドユーザに提供することが可能となります。さらにCTI機能との連携による蓄積・合成・メディア変換等の多彩な音声サービス、Multimedia over IP技術を融合したマルチメディアメッセージングサービス、ウェブコマース、マルチチャネルコンタクトなどの最先端のIPコミュニケーション機能を実現できます。
尚、SUPERCOMM 2001(6月5日〜7日、米国・アトランタ)、およびNETWORLD+INTEROP 2001 TOKYO(6月6日〜8日、千葉・幕張メッセ)、およびOKIネットワークソリューションフェア2001(7月3日〜4日、東京・東京国際フォーラム)に「CenterStage」を出展いたします。
【追加ラインアップ】
- サービスエージェント
サービスエージェントが提供するサービス実行環境にソフトウェアを追加搭載することでアプリケーションサービスを容易に追加できます。さらにデファクト標準のオープンAPIであるJAIN JCCにより、通信事業者による独自のサービス開発が容易となります。
- メッセージングサーバ
各種アナウンスメントサービスの提供に加え、音声録音/再生、ボイスメール等の機能によるユニファイドメッセージング、情報提供、コールセンタ等の多彩なサービスも実現可能となります。
- メディアゲートウェイ
回線交換網とIP網の間のメディア変換機能を提供します。音声圧縮機能やエコーキャンセラ機能、FAX信号のIP変換機能等も提供します。
【ソリューション例】
- マルチテナント
企業へのPBX機能提供が可能となります。各企業は自社専用にPBXを設置する必要がなくなるため、PBXの新規導入、維持管理にかかる費用を企業レベルで節減します。
- コミュニケーションポータル
Web画面でコミュニケーションをサポートします。PBX機能の設定や利用のほか、メッセージングサーバとの連動によりEmail、ボイスメール、FAXなどの様々なメッセージを一元管理可能です。
- 双方向マルチメディアサービス
画像、音声の双方向通信が可能となります。今後、コンテンツサーバ、ディジタル情報家電との連携により動画像、音楽などのマルチメディアコンテンツ配信も提供していきます。
【主な特徴】
- PSTNとIPネットワークの統合
交換用No.7共通線信号方式をIPネットワークとの接続に適用し、既存電話網とVoIP網の相互運用性を実現し、それぞれのユーザに対して、既存電話サービスとVoIPサービスを提供できます。
- マルチベンダ対応
VoIP製品のグローバルな相互接続をリードしてきた経験を活かし、沖電気製品だけでなく様々なベンダの提供するゲートウェイとの相互接続が実現できます。
- スケーラビリティ
CenterStageのソフトウェアシステムはすべて汎用UNIXサーバ上で稼動します。性能・信頼性・投資コストに沿ったUNIXサーバの選択が可能で、数万〜数百万ユーザに至るまで、事業規模やニーズに合わせたシステム構築が選択できます。
- ソフトスイッチ
ソフトスイッチアーキテクチャにより従来ハードウェアで構築されていた交換システムの各機能を汎用サーバとソフトウェアで実現し、IPネットワーク上に分散配置します。ネットワークサービスの基本的なインフラストラクチャを提供し、ネットワーク構造の変更にも柔軟に対応することが可能です。
- グローバルマルチプロトコル対応
No.7共通線信号方式の他、世界標準であるH.323、H.248/megaco、MGCP、SIP-T、BICC等の異なるグローバルマルチプロトコルに対応しています。
- 運用管理
局用交換機開発で培った経験を活かし、通信事業者に最適なオペレーションシステムを提供します。各種運用管理情報のMIBを提供しますので、標準的な管理プロトコルであるSNMPにより、運用管理システムへの統合性に優れています。またWebブラウザによる操作が可能で、保守を容易に実現できます。
【販売計画】
販売開始:2001年6月5日
販売目標:販売開始後2年間で100システム以上
価 格:別途案件対応
【語句の説明】
- BICC:Bearer Independent Call Control -- ITU-T勧告のひとつで、ベアラに依存しない呼制御プロトコル
- H.248:ITU-T勧告のひとつで、メディアゲートウェイ制御のためのプロトコル。IETFではmegaco(mediagateway control) protocolとしてRFC3015化
- JAIN JCC:JAIN -- Java APIs for Integrated Network. JCC - Java Call Control -- Javaベースのオープンな呼制御API
- MGCP:Mediagateway Control Protocol -- IETFのRFC2705にて定められているメディアゲートウェイ制御のためのプロトコル
- MIB:Management Information Base-- SNMPで使用されるネットワーク管理のためのデータベース
- PSTN:Public Switched Telephone Network -- 公衆交換電話網
- SNMP:Simple Network Management Protocol -- ネットワーク管理の標準プロトコル。ネットワークの構成やネットワーク機器に関する管理情報のやり取りに使用される
- SIP:Session Initiation Protocol -- IETF RFC2543にて定められている、セッションの生成、変更、削除を行うためのアプリケーション層の信号制御プロトコル
- VoIP:Voice over IP -- IP(Internet Protocol)上で音声をデータ化して伝送する技術
- CenterStageは、沖電気工業株式会社の商標です。
- TOCTIS、IPstage、CTstageは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
- UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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