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2001年6月4日
IPstageRファミリの新製品 「BV5000ProxyServer」を販売開始
〜 ゲートキーパ間通信機能を追加したBV5000GK-V2.0も同時販売 〜
沖電気工業株式会社(社長 篠塚 勝正)は、個別に構築されているVoIPネットワーク同士の相互接続を可能とする、新製品BV5000ProxyServer(BV5000プロキシ・サーバ:以下「BV5000PS」)およびBV5000 Internet Voice Gatekeeper-V2.0(BV5000インターネット・ボイス・ゲートキーパ バージョン2.0:以下「BV5000GK」)」を機能拡充し、IPstageファミリの製品ラインナップに追加し、本日より販売を開始します。
VoIP技術の進展により、容易にVoIPネットワークを構築できるようになっており、企業および通信事業者において多数のVoIPネットワークが構築されております。しかし各々のVoIPネットワークは個別のアドレス運用体系であるため、VoIPネットワークを相互接続することはできませんでした。今回の新製品BV5000PSでは、VoIP通信用IPアドレスの相互変換機能を提供、BV5000GKでは、ゲートキーパ間の通信機能を追加し、異なるVoIPネットワーク間の相互接続を可能といたしました。BV5000PSとBV5000GKを導入することにより、既存設備を有効活用することができ低コストで大規模なVoIPネットワークの構築が実現可能となります。
BV5000PSとBV5000GKを組み合わせることにより、以下の3つのメリットが得られます。
- 個別に構築されているVoIPネットワークを相互接続し、大規模VoIPネットワークを構築することが可能です。
- 既存のIPアドレス体系を変更することなくVoIPネットワーク間の相互接続が可能です。
- 今まで通信事業者はH.323端末の数だけグローバルアドレスを用意する必要がありましたが、BV5000PS 1台に対して1つのグローバルアドレスで済みます。
VoIPネットワークの導入が進むにつれて、異なるVoIPネットワーク同士を相互接続して、既存設備を有効活用し低コストで大規模な広域VoIPネットワークを構築できることが要求されております。
また、多くの企業や通信事業者は、セキュリティ確保とIPアドレスの枯渇問題などを考慮して企業内等で使うプライベートアドレスを用いています。このようなネットワーク間を相互接続する際には、一般にNAT(Network Address Translator)機能などアドレス変換機能を使用して実現しております。しかし、NAT機能ではH.323通信メッセージ内のアドレス情報まで変換することができないため、H.323端末同士の通信ができないという課題がありました。H.323に対応したNAT装置もありますが、その場合にはH.323端末の数だけのIPアドレスがネットワーク間で必要であり、VoIPネットワーク間をグローバルアドレスにより接続する形態では、グローバルアドレスが多数必要になるため、コストが膨大となるといった課題がありました。
BV5000PSは、VoIPネットワーク間を仲介し、複数のH.323端末のアドレスを1つのアドレスに集約し、H.323通信メッセージ内のアドレス情報を自動変換することにより、異なるIPアドレス体系のVoIPネットワーク間のH.323端末相互接続を可能にします。
またBV5000GKでは、ソフトウェアのバージョンアップを行い従来のV1.1に対しゲートキーパ間通信をはじめとする機能の拡充を図りました。
例えば、東京や大阪等の地域CATV事業者が提供する地域VoIPネットワークを相互接続することが可能となり、広域に渡り廉価なVoIPサービスを利用できる様になります。
尚、本製品は6月6日〜8日に開催されますNETWORLD+INTEROP 2001TOKYO(幕張メッセ:日本コンベンションセンターで開催)および7月3日、4日に開催予定のOKIネットワークソリューションフェア2001(東京国際フォーラムで開催)に出展致します。
【新製品:BV5000ProxyServerの特長】
- VoIPネットワーク間のH.323端末接続機能
BV5000PSは、VoIPネットワーク間を仲介し、異なるIPアドレス体系のVoIPネットワーク間のH.323端末接続を行います。
- 複数コールの同時接続機能
同時に最大30callのH.323端末を接続可能とするSクラスと、同時に最大100callのH.323端末を接続可能とするMクラスの2種類を用意し、対象ネットワーク規模に応じて選択が可能となります。
- T.120、T.38 のサポート
ITU-T勧告T.120:データ会議、T.38:FAX プロトコルにも対応します。
- Webブラウザによる保守機能
パソコン上のWebブラウザから、設定、ログ参照、システム状態の参照などを行うことができます。
【BV5000GK-V2.0の特長】
ソフトウェアのバージョンアップにより、従来のV1.1でサポートしていた大規模管理加入者数(Mクラス:10,000加入/Lクラス:20,000加入)やSNMPによる保守機能に加え、以下の機能を追加いたしました。
- ゲートキーパ間通信機能
通信相手のH.323端末が別のVoIPネットワーク(別のゲートキーパの管理下)に属する場合においても、ゲートキーパ間の通信機能により、通信相手のH.323端末の管理情報を知ることができ、接続することが可能となります。
- 通話明細蓄積機能
発信者番号、着信者番号、日付、通話時間などの情報を日ごとに出力し、最低1ヶ月分(最大2ヶ月)の蓄積を保証します。本情報を用いて課金システムとの連携を取ることができます。
- 端末認証機能
認証機能により許可されていない端末との通信を拒否し、不正アクセスの防止ができます。
- ゲートウェイ(GW:GateWay)迂回機能
PSTN網への接続の際、該当するGWが障害などにより接続不可能となっている場合でも、他のGWへ迂回してPSTN網への接続を可能にします。
【価格】
| BV5000ProxyServer(Sクラス) | :標準価格 250万円 |
| BV5000ProxyServer(Mクラス) | :標準価格 550万円 |
| BV5000GK-V2.0(Mクラス) | :標準価格 1230万円(1000ライセンスの場合) |
| BV5000GK-V2.0(Lクラス) | :標準価格 1500万円(1000ライセンスの場合) |
【販売目標】
| BV5000ProxyServer | :年間 1,000台 |
| BV5000GK-V2.0 | :年間 500台 |
【ご参考】
- ・VoIP:Voice over Internet Protocol
- IPネットワーク上において、IPパケットで音声データを送受信する技術。
- ・ゲートキーパ:Gatekeeper
- ネットワーク上のH.323端末のアドレス管理、帯域管理などを一元管理する装置。
- ・プライベートアドレス
- 企業内ネットワークの様なプライベートなネットワークに閉じた範囲で使うアドレス。
- ・グローバルアドレス
- インターネットで使うアドレスの事で、世界中で重複がないアドレス。
- ・H.323
- ITU-T勧告で、LANをはじめとするパケットネットワーク上で、音声・画像・データ通信を行うための技術規定。
- ・プロキシ・サーバ
- 内部ネットワークからインターネット接続を行う際、セキュリティ確保と高速アクセスを実現するために設置されるサーバ。「プロキシ」とは代理の意味。内部ネットワークへの不正な侵入を防ぐなどのセキュリティを実現しつつ、内部ネットワークから外部のインターネットへのアクセスを中継、管理するのに利用される。
- ・NAT:Network Address Translator
- プライベートネットワークアドレスとグローバルネットワークアドレスとを相互に変換する機能。これにより、プライベートネットワークアドレスしか割り当てられていない端末からでも、インターネットにアクセス可能となる。
【BV5000ProxyServerの主なシステム仕様】
| 項目 | 諸元 | 備考 |
| Sクラス | Mクラス |
| 同時接続コール数 | 30コール | 100コール | |
1通話の 最大セッション数 | 3セッション | |
| 対応プロトコル | ITU-T H.323第2版、T.120、T.38 | |
| OS | Linux Redhat Distribution V6.2 | |
| ハードウェア | VA Linux1220シリーズ | |
【BV5000GK-V2.0の主なシステム仕様】
| 項目 | 諸元 | 備考 |
| Mクラス | Lクラス |
| 収容加入者数 | 10,000エントリ | 20,000エントリ | |
| 呼制御方式 | H.323ルーテッドコール/ ダイレクトコール | 接続先単位に選択可能 |
| 課金情報 | IMTC標準準拠を拡張したCDR記録による | 1日単位のファイル出力 |
| 同時接続数 | 3,000接続まで | 5,000接続まで | |
| セキュリティ | RGWの認証による端末成りすまし防止 | |
| OS | Windows NT Server 4.0 | |
| DBMS | Oracle 8I | |
| ハードウェア | if Server LH3000rシリーズ | |
- IPstageは沖電気工業株式会社の登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 電話:03-3580-8950
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