当期のわが国経済は、減税の実施、夏場の猛暑効果などにより個
人消費の一部に回復の動きが見られたものの、民間設備投資が低迷
し、円高も進行するなど、依然として厳しい状況となりました。
このような事業環境のもとで、当社は会社再建に向けて「経営再
建計画大網」の諸施策を着実に実行してまいりました。
当期の業績は、プリンタ、ファクシミリおよびこれに関連する事
業を、10月に当社の全額出資子会社に営業譲渡を行ったこともあり、
売上高は減少いたしましたが、損益面では、原価率の改善および経
費の削減に努めたことに加えて、メモリを中心とした半導体製品の
好調の持続などにより、前期を大幅に上回る改善をはかることがで
きました。
すなわち、受注高は前期の5,710億円に対し9%減の5,223億円と
なりました。売上高は前期の5,655億円に対し5%減の5,363億円と
なりました。損益につきましては、経常損益は前期の38億8千4百万円
の利益に対し415億9百万円の利益となりました。当期損益は、当社
の全額出資子会社である(株)沖電気カスタマアドテックへの出向
社員の同社への移籍に伴う退職給与引当金特別繰入額、固定資産処
分損など89億8千2百万円の特別損失を計上いたしましたが、前期の
29億3百万円の損失に対し296億5千3百万円の利益となりました。
連結の業績につきましては、売上高は前期の6,515億円に対し微
増の6,569億円となりました。損益につきましては単独と同様の傾
向となり、経常損益は前期の83億8百万円の利益に対し464億9千4百
万円の利益、当期損益は前期の17億5千万円の損失に対し322億6千8
百万円の利益となりました。